函館に生きる3人の男女の揺れ動く心を照射した青春劇『きみの鳥はうたえる』
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現在、日本映画界にはある方程式がある。佐藤泰志の小説は、映画化すると傑作になる、というものだ。これまでに熊切和嘉監督作『海炭市叙景』(2010)、呉美保監督作『そこのみにて光輝く』(2014)、山下敦弘監督作『オーバー・フェンス』(2016)が映画化され、いずれも高い評価を受けている。佐藤泰志は函館出身の作家で、これまでの映画化された作品もすべて函館で撮影されているが、新作『きみの鳥はうたえる』もまた、気鋭の映像作家、三宅唱監…

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