“ハロプロ”としてアイドルの末永真己から“日本一の仮歌シンガー”凛へと転身したワケとは!?
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POPLETAでは様々な業界、いろいろな業種の方に自身が影響を受けた作品や人物について話を聞いています。第29回は、自身の歌手活動と並行し、20年に渡り3,500曲以上もの有名アーティスト・作曲家の「仮歌シンガー」としても活躍中の、凛さんにインタビューしました。

対談者プロフィール

  • 凛:2011年、アニメ主題歌でランティスよりメジャーデビュー。その後もアニメ・ゲーム主題歌などを担当。自身の歌手活動と並行し、20年に渡り3,500曲以上もの有名アーティスト・作曲家の「仮歌シンガー」としても活躍。TV出演時には「日本一の仮歌シンガー」と称され、多くのメディアから注目を集める。また、作詞家「末永茉己」としても、井上和彦/中原茂/柿原徹也/加藤和樹/鈴村健一/高橋直純(敬称略)などへ提供も行う。現在、活動10周年記念アルバム「凛イズム」(全16曲入り)も好評発売中。
    【凛オフィシャルサイト】http://www.project-rin.com/
    【凛オフィシャルblog】http://project-rin.livedoor.biz/
    【凛仮歌依頼サイト】http://www.project-rin.com/contact/kariuta/
    【「凛イズム】ダイジェストYouTube】https://www.youtube.com/watch?v=0BClIMKN06k
  • 水島裕:声優、タレント、プロデューサーとしてマルチな活動を展開。日本民間放送連盟賞(ラジオ・CM部門)や日本アニメグランプリ最優秀賞キャラクター賞を受賞。代表作はサモ・ハン・キンポー作品の吹き替え、タイムパトロール隊オタスケマン(星野ヒカル / オタスケマン1号)『六神合体ゴッドマーズ』(マーズ/明神タケル)他多数の主役を務める。TBS系列『ひるおび!』(月~金:10時25分―13時50分)では毎日ナレーションを担当。またYouTubeにて『裕にいちゃんねる』)も開設中。

 

生まれ故郷の仙台へ

水島:そういえば凛ちゃんは生活の拠点を東京から仙台に移したんだっけ?

凛:はい。もう東京での都会暮らしに疲れちゃって……(苦笑)。

水島:そもそもが仙台の子なの?

凛:仙台生まれの仙台育ちです(笑)。

水島:でも仙台なら都会育ちだったのでは?

凛:いやいやいや……(苦笑)。仙台は駅から車を数十分走らせたら海も山も川も出てきて、それこそ美味しい自然の恵みと、海山川で獲れる旨味の幸しかないような田舎ですよ~。

水島:それって最高に羨ましいんだけど!?(笑)。

凛:東京は華やかだし、何かと便利でしたけど、やっぱり私には空を遮るような建築物とかがない故郷の仙台の方が合いましたね。

水島:生まれてからいくつまで仙台で育ったの?

凛:二十歳で上京するまではずっといました。

 

『バニラ』と『君は僕の宝物』との出会い

水島:凛ちゃんは歌の世界で大活躍していますが、歌に興味を持ったのは?

凛:私はもともと世の中に出ていない楽曲に凄く興味があって、ヒットチャートを賑やかしている歌は自分から飛び込まなくてもテレビやそれこそ街を歩いていてもどこかのお店とかから流れてくるじゃないですか。

水島:そうだね。

凛:それで15歳くらいから毎日図書館やCDレンタルショップを巡ってはCDを片っ端から借りて、いろいろな曲を聴いていた時期がありまして。

水島:それって書物でいうところの“乱読”と同じ“乱聴”みたいな感じだったのかな?

凛:まさにそれですね(笑)。それから自分でピンと来た曲に関してはそのアーティストさんはもちろんの事、作詞家、作曲家、編曲家と、当時はまだインターネットで簡単に調べられる時代ではなかったので、その曲に携わる方々についてもCDショップの店員さんとかに情報を聞いたりしながらいろいろ調べて、「本当に自分が好きな歌って何だろう?」と探し続けていました。

水島:その中でも一番ピンと来たアーティストと曲名は何だった?

凛:最初に自分で買ったCDシングルは橘いずみさん(※現・榊いずみさん)の『バニラ』です。いずみさんは間違いなく女性アーティストの熱唱&ロック系の先駆けで、“女・尾崎豊”と呼ばれていた通り、その魂の叫びに感動して、ライヴも観に行ってました!

水島:CDのアルバムだと?

凛:槇原敬之さんの『君は僕の宝物』ですね。

水島:全然曲調が違うねっ!(笑)。

凛:そうなんです!(笑)。けど、それこそCDの蓋が外れるくらい何度も何度も出し入れするくらいこのアルバムは聴いていました(笑)。

 

神懸り的な聴力!?

水島:歌に対する何か特技とかはあったりする?

凛:大体、どんな曲でも集中して1回聴けば、大抵は覚えられますね。

水島:それは特技を超えた能力だね! 子どもの頃に何か特別な訓練とかしていたの?

凛:子どもの頃にピアノを10年くらい習っていまして、そのピアノの先生が弾いたピアノの音を後ろ向きで聴いていても譜面に書き起こす事はできましたが、特にそれは訓練をしたわけでもなく、最初からできました。

水島:もとからある才能なんだ! しかも音楽を聴いただけですぐに譜面に起こせるって、いまの音楽創作にも役に立っているよね。

凛:それがいまじゃ譜面を読むのも怪しいくらいでして……(苦笑)。

水島:じゃあ耳がずば抜けていいのかな?(笑)。

凛:歌が好きなだけで考えた事もなかったですけど、裕さんにそう言われると、たしかにそうなのかなと思いました(笑)。

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