『さよならくちびる』成田凌インタビュー!「諦めたあとの美しさが描かれている」
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5月31日(金)に全国公開される、映画『さよならくちびる』。

突然解散を決めた人気デュオ「ハルレオ」と付き人のシマが、全国ツアーの旅の中でそれぞれの秘密や本音を知り、想いをぶつけ合いながら、未来への希望を見出していく音楽ロードムービーです。

美しさで人を夢中にさせるレオを小松菜奈さん、才能で人の心を奪うハルを門脇麦さん、ハルレオのローディ兼マネージャーとして2人を支えるシマを成田凌さんが演じています。

また、絶大な人気を誇るアーティストとの奇跡のタッグも実現。
映画のタイトルにもなっている主題歌「さよならくちびる」の作詞・作曲・プロデュースを秦基博さん、挿入歌の「たちまち嵐」「誰にだって訳がある」の作詞・作曲をあいみょんさんが手掛けています。

今回goo POPLETAでは、シマ役の成田凌さんへインタビューを行いお話を伺いました。
成田さん直筆のPOPにも注目です!

 

シマのセリフの難しさ

――本作はオリジナルストーリーですが、今回の役柄であるシマという人物をどのように受け止められたでしょうか。

シマのセリフは文章を読んでいるようなセリフだったので、最初は構えましたし難しかったです。でも、監督に相談をしたところ、「キザに感じるかもしれないけど、ナチュラルにやってほしい」とおっしゃってくださったので、気負わずに演じました。

――難しいセリフながらも、監督からのお話を意識されて演じられたんですね。

そうですね。やっぱり、キザな言葉をそのまま演じてしまうと、ものすごくキザになってしまうから、ある種の軽薄さを持って演じました。

――本作には「あの人のようになりたい」という憧れがテーマの1つにありますが、成田さんが「あの人のようになりたい」「この人のように生きたい」と憧れる人物はいますか。

門脇さん演じるハルの自己犠牲のような部分はすごいなと思います。ハルは、自分の才能を置いてでも人のためにと思える人だし、引っ張っていく力もあれば支える力もあって、良くないことの判断もできる。この作品の中でバランスをとっているのがハルなのかなと。もちろん、本人は葛藤もあるだろうけど、そういう人になれたらと思いますね。
 

シマと成田さんの共通点

© 2019「さよならくちびる」製作委員会

――シマという役はご自身にどんな影響を与えたでしょうか。

劇中の最後、シマのセリフに「音楽をやっていることをこの先も後悔はしない」といったセリフがあるのですが、その意志の強さは監督の想いでもあり、シマ自身のためでもあるのかなと感じました。でも、自分のために生きるってやっぱり辛いですよね。僕は、家族や友達や大切な人に1つでも恩返しがしたいと考えるし、そういう行動になると思うんです。だからこそ、シマのような生き方もかっこいいなと思いました。

――では、シマとご自身が似ているところはどんなところですか。

2人がわざとやってくれたのか分からないですけど、小松さんも門脇さんも、ちょうど良い具合の除け者感で僕に接してくれたんですよ(笑)。“ちょっと異性にいじられがち”というのはシマと似ているのかも(笑)。そして、例えばハルとレオのような意志の強い2人と行動することになったら、シマと同じように板ばさみになるだろうなと思います。

 

楽曲の中では「さよならくちびる」が1番好き

――本作の楽曲を最初に聴いたときはどのように感じたのでしょうか。

“ハルが作った曲”ということで、どの曲も作品の中では言えないハルの気持ちが濃縮されている楽曲だなと思いました。最初に聴いたのは、秦さんの『さよならくちびる』で、クランクイン1ヶ月前に届いた2人が歌っている音源だったのですが、本当に良い曲だなと思ったし、この作品のイメージが明確に見えましたね。

――作品の中で登場するハルレオの楽曲の中で、成田さんが1番好きな曲を教えてください。

やっぱり『さよならくちびる』ですね。この映画で音楽に密に接して、改めて音楽を作っている方を尊敬しました。ゼロからものを作り、1曲の中に想いを込めて伝えるというのはすごいことだと思います。

――これまで音楽に救われた経験や思い入れのある楽曲はありますか。

メンズノンノのモデルになったとき、高校のみんながサプライズで集まってくれて、名前と電話番号が書いてある寄せ書きをくれたんです。すごい愛情だなと感動していたんですけど、そのあとに友達がRIP SLYME with MONGOL800の『Remember』をカラオケで歌っていて、その曲がすごく好きになりました。聴くと愛情を感じるというか、「エモーショルな気持ちってああいう感情なんだな」と思うんですよね。

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