唯一無二の名声優!大塚明夫さん・山寺宏一さん・水島裕さん対談インタビュー【前編】
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POPLETAでは様々な業界、いろいろな業種の方に自身が影響を受けた作品や人物について話を聞いています。第32回は、名作アニメや洋画吹き替えなどで活躍する名声優のお2人、大塚明夫さんと山寺宏一さんに水島裕さんがインタビュー!
仲の良さが伝わってくる3人の対談をたっぷりとお届けします。

対談者プロフィール

  • 大塚明夫:出身地:東京都。趣味・特技:空手、茨城方面なまり。資格:牽引免許、ニ輪免許、大型免許。主な作品として、『ブラック・ジャック』ブラック・ジャック役、『METAL GEAR SOLID』シリーズのソリッド・スネーク役、『ONE PIECE』の黒ひげ役、『BLEACH』京楽春水役、『バキ』範馬勇次郎役、他多数。また洋画吹き替えでは、スティーヴン・セガール、ニコラス・ケイジなどを担当。父は声優の大塚周夫。
  • 山寺宏一:誕生日:6月17日。出身地:宮城県。声優、ナレーター、ラジオDJから映画、ドラマ、舞台など俳優としても活躍。主な出演作品として、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』加持リョウジ役、『それいけ!アンパンマン』チーズ役、『攻殻機動隊』トグサ役、『シュガー・ラッシュ』ラルフ役など多くのアニメーション作品に出演。 洋画では、エディ・マーフィー、ジム・キャリー、ブラッド・ピット、をはじめ多くの海外俳優を担当。
  • 水島裕:声優、タレント、プロデューサーとしてマルチな活動を展開。日本民間放送連盟賞(ラジオ・CM部門)や日本アニメグランプリ最優秀賞キャラクター賞を受賞。代表作はサモ・ハン・キンポー作品の吹き替え、タイムパトロール隊オタスケマン(星野ヒカル / オタスケマン1号)『六神合体ゴッドマーズ』(マーズ/明神タケル)他多数の主役を務める。TBS系列『ひるおび!』(月~金:10時25分―13時50分)では毎日ナレーションを担当中。

 

子どもの頃のヒーローはジャイアント馬場さん

水島:明夫ちゃんは子どもの頃、幼稚園や小学校ではどんな子でした?
大塚:……(長い沈黙)……覚えてないですね。
水島:え~~~!?(苦笑)。
山寺:喧嘩ばかりしていたから、印象に残ってないんじゃないの?
水島:(笑)。
大塚:まぁ……どちらかといえば活発な子だったかな(苦笑)。
水島:明夫ちゃんは小さい頃から大きかったの?
大塚:小さい頃はいたって普通で、俺はダラダラと身長が伸びていったんですよ。中学で20センチ、高校に入ってからも10センチ以上伸びたかな。ああ、そういえば子どもの頃はボクシングとかプロレスが好きでしたね。
水島:ヒーローは誰でした?
大塚:ジャイアント馬場さんですね。まだ全日(※全日本プロレス)と新日(新日本プロレス)が分裂する前の日本プロレス時代のね。
水島:アントニオ猪木さんも同じ団体で一緒にリングに立っていた時代でしたよね! きっとクラスの仲間を集めてはプロレスごっことかしていたんでしょ?
大塚:……覚えてないですね。

 

家族や親戚の前でだけ、数々のモノマネを披露

水島:じゃあ山ちゃんはどんな子だったの?
山寺:僕はですねぇ……。
大塚:じーーっとして、動かない子でしたね、たぶん。
水島:明夫ちゃんが決めつけないで!(笑)。
山寺:ええ、まさにそんな感じの子でしたよ。ただ僕は典型的な内弁慶だったので、家族の前ではテレビに出ている歌手やアニメのモノマネをしていましたけど。
大塚:その頃からすでにモノマネを……。
山寺:そう、すでに。
水島:例えば誰のモノマネ?
山寺:まだ声変わりもしていない時期でしたけど『怪物くん』のキャラクターを使い分けてみたり、主題歌をマネして歌ってみたり。
水島:「ひとり怪物くん」だね。
山寺:ええ(笑)。それこそ声変わり前なので天地真理さん(とか日吉ミミさんのモノマネもしていました。
水島:モノマネは何をきっかけに始めたの?
山寺:何とか誰とかではなく、単純にテレビに出ている人やアニメの声をマネするのが好きだったんですね。ただし、家族や親戚の前でしかやらなかったので。学校ではとにかく目立たないように過ごしていました。

 

『黄金バット』に『怪傑ハリマオ』、『愛の戦士レインボーマン』

水島:じゃあ子どもの頃に観ていたアニメは?
大塚:『黄金バット』とかですね。
山寺:ああ、同じく。年齢が近いので。
大塚:裕さんの世代だと『怪傑ハリマオ』? 我々はそれをリアルタイムでは観ていない世代。
水島:はい、観ていました(苦笑)。
山寺:『愛の戦士レインボーマン』は観ていましたから。
大塚:裕さんの持ち歌。
水島:持ち歌ではない! ちゃんと主題歌として歌っていました!(笑)。
山寺:インドの~、ヘイヘイ! 山奥~、ヘイヘイ!
大塚:我々が小学生の頃にテレビで歌っていたわけですよ、裕さんは。
水島:小学生ってことはないんじゃない!?
山寺:微妙に中学生くらいだったかな?
水島:微妙にって……(苦笑)。
大塚:弟が大好きでいつもレインボーマンを歌っていたので覚えたけど、実際、内容に関して俺はよく知らない。
山寺:だって明夫さん絶対にテレビっ子なわけないもん。